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宇野-直島大橋

宇野-直島大橋 概要

宇野-直島大橋(仮)
無い理由:構想のみで終了

幻の玉野-直島架橋


 岡山県の倉敷市と香川県の坂出市を陸路でつなぐ瀬戸大橋。
 しかしこのルートはすんなり決まったわけではありません。

 現在のルートのほかに、・宇野→高松市街地(直島、女木島経由) 日比→高松市下笠井(大槌島、小槌島経由)という二つの候補がありました。

 技術面で最も架橋がしやすい現在のルートが選ばれましたが、その時期に瀬戸大橋から外れた直島で玉野市(宇野港)と直島を結ぶ架橋に対する提言がありました。

 それが幻に終わった玉野-直島の架橋計画です。

事情と経緯


 直島は香川県に属しますが、玉野市に近い島です。
 フェリーの便数も玉野側の方が多く、時間も短く済ませられます。 宇野港までの約20分に対し、高松港までは約50分もかかるのです。
 島に住んでいる人々は島内で揃わない買い物や、島内よりも整った設備を求めての通院などの為に玉野市に通います。また通勤や通学の為に宇野港から玉野市、岡山市周辺へ向かう人もいます。
 直島には三菱マテリアルを中心とした企業があるので、玉野市から直島へ通勤する人もいます。

 そういった事情で要望されたのが、玉野市と直島の架橋でした。仮の名称として宇野-直島大橋と名付けられました。

 橋を渡って陸続きで移動できるようになれば、フェリーを使わずに24時間行き来する事が出来るようになります。(※宇野-直島間のフェリーは夜間~夜明けまでの時間は運行していない)

 しかし利便性は高くても、架橋に必要となる費用は膨大なものです。
 結局、橋は多くの人から望まれながらも、幻のままで終わりました。


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関連リンク


写真:宇野港と直島周辺
写真撮影:Googleマップ

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