岡山の情報サイト・岡山の街角から

玉野市電・宇野駅

宇野駅（玉野市電）

■ 無くなった理由
廃線の為、撤去
■ 運行期間
1953年～1972年まで
■ 関連リンク
玉野市電跡を歩く

2つの宇野駅

　玉野市の代表駅である、JR宇野駅。
　かつて駅舎の横にもう一つの宇野駅がありました。

　玉野市電の愛称で知られた玉野市営電気鉄道の始発駅、その名も宇野駅です。

　国鉄時代の宇野駅から三井造船への引込み線として作られていた線路を活用して作られた鉄道で、当初は玉野市営ではなく民間の備南鉄道という会社が開業しました。
　宇野駅から接続詞し三井造船を通り玉野市奥玉地区付近までの路線です。

　1953年に開業し、当時は二つの宇野駅がすぐ近くに存在していたのです。

現在の様子

　玉野市電は経営難で1972年に廃線になりました。
　備南鉄道自体から経営は芳しくなく、廃線まで赤字が続いていました。

　駅舎は全て撤去され、線路跡も一部を除いては自転車・歩行者専用道路に作り変えられており、玉野市電の宇野駅があった面影は全く残されていません。

　JR宇野駅自体も連絡線の廃止で駅舎が移転しており、現在は玉野市電の宇野駅の駅舎と隣接するような場所に存在します。


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関連リンク


写真：玉野市電の宇野駅があった辺り
写真撮影：岡山の街角から

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