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大多府島の勘三郎洞窟

詳細

所在地:備前市・大多府島
料金:無料
備考:落石注意
関連HP備前市による紹介ページ

勘三郎洞窟


 備前市沖にある大多府島の北岸は、かつて港として整備されていた風雅な風景が楽しめます。
 それに対して南側では巨岩や洞窟などが点在し、自然の迫力のある風景が広がります。

 その中でも有名なのが勘三郎洞窟という洞窟です。
 名前は洞窟ですが、実際は岩の亀裂の間にある空洞のような場所です。

 この場所には後述のような伝説が伝えられています。

勘三郎と偽札


 勘三郎洞窟は江戸時代に勘三郎という男が隠れ家にしていたと伝えられています。

 勘三郎はこの隠れ家で贋金作りをしていました。
 そしてそのお金を持って牛窓の色街に繰り出しては、豪遊をしました。

 役人は派手な金遣いを怪しいと思いながらも、大多府島の隠れ家の存在にまでは行き着けず、手がかりを掴めずにいました。まさか島の岩の亀裂の中に隠れ家があるとは思い及ばなかったのでしょう。

 しかしある時、隠れ家から米のとぎ汁を流したのが巡視中の役人に発見されました。
 そして勘三郎は捕まってしまったのです。まさかコメのとぎ汁から足がつくとは思ってもみなかったのでしょう。油断大敵、ですね!

マップ



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関連リンク


写真:勘三郎洞窟周辺
写真提供:Googleマップ

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