アレが出る!?旧・志戸坂トンネル
詳細
所在地:英田郡西粟倉村坂根(旧国道373号)
※現在は通行不可
利用期間:1935~1981年
(新トンネル開通に伴い、廃止)
旧・志戸坂トンネルとは
西粟倉村の国道373号を鳥取県方面へ抜けていく志戸坂トンネルの手前を、わき道に逸れて、山道を進むと古いトンネルが姿を現します。
これが旧志戸坂トンネルです。
周辺は険しい道である事から、気合を入れて登らなければならないという意味で志戸坂の地名が生まれたと言われれています。
旧トンネルは1935年に作られたもので、1981年に新トンネルが完成するのに伴い廃止されました。
現在は使用されておらず、通行不可です。
通常であれば徐々に人の記憶からも忘れ去られ、地元の人がその存在を知っているだけの場所になる筈だったのでしょうが、このトンネルは妙な事で有名になってしまいました。
シ○○○ポット!?
山の中にひっそりと佇む廃トンネという条件の為か、いつの頃からか旧志戸坂トンネルは心霊スポットとして知られるようになりました。
こんな山奥の通り抜けも出来ない場所に人影が…なんて具合です。
結論から言いますと、ここで人影を見かけることはあります。
しかしそれは見えてはいけない人ではありません。
旧志戸坂トンネルでは、天然の環境を活かしてシイタケの栽培が行われているのです。
その名もトンネルしいたけ。(どーん)
似てるといえば似ていますが、シンレイスポットではなくて、シイタケスポットだった…という事で、おあとがよろしいようで…。
ちなみにシイタケの栽培が行われているのは岡山県側で、鳥取県側では漬物を作る場所として利用しているそうです。
…廃トンネルは意外と色々な用途に再利用できるのですね。