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『金田一耕助初登場の地・清音駅』

金田一耕助 初登場の地


 金田一耕助が初めて登場した作品は本陣殺人事件です。

 この作品は作者の横溝正史が戦時中に疎開していた岡田村(現在の倉敷市真備町岡田)を舞台にした作品で、伏せ字で実在の地名が登場します。

 そして金田一耕助が初登場の際に降り立った『清-駅』は、『清音駅』です。
 そこから事件の舞台となる一柳家まで、歩いて行きました。

 尚、現在では井原鉄道という鉄道会社が出来ており、一柳家への最寄り駅は清音駅ではなく川辺宿駅になりました。

ミステリー遊歩道

 事件の舞台や著者ゆかりの地(本陣殺人事件の舞台となる地域は、著者が疎開していた辺りです)を回るために整備されている『名探偵金田一耕助ミステリー遊歩道』も、川辺宿駅がスタート地点になっています。
 しかしファンなら当時なかった駅より、金田一耕助が降り立った清音駅へ行くべきでしょう!
 清音駅の前にも本陣殺人事件ゆかりの地を歩くためのマップが用意されています。

 ただし注意が必要です。
 川辺宿駅からのミステリー遊歩道は片道が30分程度に設定されているのに対し、清音駅のマップは『歩いて2~3時間ぐらいですよ。』との事。
 可愛らしい金田一耕助のイラストで案内されていますが、さすがに可愛らしくない距離です。

 しかし本陣殺人事件に限れば、清音駅からのルートの方が内容は充実します。
 清音駅側からのルートも途中でミステリー遊歩道と重複するので、ご健脚な方にはお勧めです。



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関連リンク


写真:清音駅
写真提供:Googleマップ


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