定番のロケ地
金田一耕助の岡山編で、何度も利用されている定番のロケ地といえば、八つ墓村のお屋敷となる広兼邸、同じく八つ墓村の洞窟のモデルとなる満奇洞がありますが、笠岡港も挙げられます。
笠岡港が金田一耕助作品で複数回に亘ってロケ地となった理由は簡単で、獄門島や悪霊島といった島を舞台にした作品の際に、本州から島へ渡る際の港として登場する場所だからです。
実際に獄門島のモデルである六島に行く船は笠岡港から出ています。
三洋汽船から一日に三本の定期便が出ているので、安価で獄門島の舞台を楽しみに行くことも出来ます。
港周辺の風景
笠岡港には古い時代を思わせる倉庫街が残されています。
その風景が金田一耕助が活躍した時代とマッチしていますが、倉庫街は老朽化が進んでおり、徐々にそういった風景は失われているようです。
残念ではありますが、金田一耕助作品に登場したような風景を楽しめるのも、それほど長い間ではないのかもしれません。
ファンの方は早めに訪れておきましょう。
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