玉比咩神社、玉石に会いに行く5
奥宮到着!
時間にすると5分程度であっさり到着しました。
もう少し高い場所にあったような気がしたので、拍子抜けです。
この場所が臥竜稲荷神社奥宮です。
かつて玉比咩神社は臥竜山の中腹にあったものが移転して現在の山の下になったといわれており、この場所は元々鎮座していた場所の有力候補なのだそうです。
ちなみに玉石にまつわる伝説である『玉石から飛び出した三つの火の玉』の内の一つ、臥竜山に落ちたというのがこの場所だと伝えられています。
現在ではこじんまりとした施設しかありませんが、なるほどなかなかに神々しい雰囲気のある場所です。
神社の管理をされている方は良く来られているのか、前日まで続いた雨にも関わらず、とても綺麗な状態でした。
上の写真から少し石段を上がっていくと、鮮やかな赤の鳥居と小さい社があります。
この社も大きな岩を背負うように築かれていますが、玉野市の山には剥き出しの大きな石(岩?)が多く見られます。
倉敷市と面した王子ヶ岳では笑っているように見える石が、観光にも活かされています。
古くから巨大な石を神格化して敬う『巨石信仰』という考えがあったようで、この地に社が築かれた事や玉比咩神社で立石が祀られている事なども含め、そういった時代の名残なのではないでしょうか。
お賽銭をして拝んで、帰ります。
余談ですが、場所柄食べ物のお供え物は持ち帰るようにと書かれていました。
そういった物の持参を考えている方は、下の神社の方へお声かけしてみてはいかがでしょうか。
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写真撮影:岡山の街角から
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