『ノーベル賞候補・井戸 泰』
解説
岡山県出身のノーベル賞受賞者は未だにいませんが、過去に候補になっていた人物は存在します。
それが奈義町出身の医学者・井戸 泰です。
稲田龍吉と共にワイル病の病原体を発見した業績で知られています。
後に公開されたノーベル賞候補者のリストで、1919年の候補に挙げられていたことが判明しました。
しかし井戸 泰は同年の5月に逝去しています。
この時に実際に受賞の運びになっていたとしても、ノーベル賞の受賞対象である『受賞者発表時点で生存している人物』に該当しないため、井戸 泰はどちらにしても受賞する事は叶わなかったのです。
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