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『室戸台風の被害』

室戸台風とは

 岡山県は自然災害の少ない県ですが、過去に何度かは大きな災害に直面しています。
 その中でも室戸台風は大きな被害をもたらしました。
 今回は室戸台風について調べてみようと思います。

 室戸台風は1934年に発生した台風の事で、高知県の室戸岬に上陸した事から室戸台風と名付けられました。
 上陸時の最低気圧が911.6hPaで、これは現在に至るまで日本本土に上陸した台風の中では最強の数字であり、多大な被害をもたらしました。

 風速は測定できた限りでも60m/sに達しており、全国各地で建物の倒壊が起こり、多大な被害が出ました。

岡山の被害

 岡山県における室戸台風の被害として主に語られるのは、風による被害よりも、台風が通りすぎた後に起こった水害の方です。
 台風がもたらした大量の雨で、旭川が増水し、大洪水が発生したのです。
 この時には岡山市街地も浸水、日本三名園の後楽園でさえも水に使ってしまうと言う、未曾有の被害が出ました。

建物全半壊:4,560棟
死者:145名
負傷者:348
冠水面積:19,790ha

 これらは、岡山県で記録に残る自然災害としては現在に至るまで最大のものだといわれています。

岡山市街地で爪跡を探す

 長い年月が過ぎ、室戸台風による被害の名残を見る事は出来ませんが、岡山市街地には室戸台風による洪水の水位を示すプレートが、岡山後楽園など、複数個所に設置されています。
 上の画像は実際に設置されているプレートの一つで、山陽新聞社の本社ビルの正面玄関近くに貼り付けられているものです。
 岡山市周辺は洪水が発生すると、旭川の水位よりも低くなる土地が多い為、甚大な被害になったそうです。 


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画像:水位を示すプレート(山陽新聞社)
写真:Googleマップ


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