解説
【ら抜き言葉】は、若い世代の言葉の乱れとして指摘されがちな言葉です。
例えば、『食べられる』なら『食べれる』、『見られる』なら『見れる』というように、言葉の中から『ら』を抜いてしまうしゃべり方を指します。
岡山弁ではら抜き言葉が、標準的に使われています。
日本語の乱れとは無関係に、方言としてら抜き言葉が使われ続けてきた地域なのですね。
しかし抜くばかりではなく、入れる事もあります。
それが【れ足す言葉】です。
『勝てる』なら『勝てれる』、『書ける』なら『書けれる』といった形で、『れ』を加えて表現するしゃべり方も、岡山弁の特徴です。
ら抜き言葉は、既に広く使用されるようになってきている言葉です。
ある意味、岡山弁は時代を先取りしていたのかもしれませんね…!?
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