『車は危険な乗り物!?』
遅れた路線バスの導入
岡山県に路線バスが導入されたのは1913年です。
日本でバス事業が始まったのは1903年です。京都が最初で、今ではその日が「バスの日」として指定されています。
それから岡山でのスタートが10年後のことなので、少しゆっくり目のスタートと言えるかも知れません。
実際には岡山でももう少し早い内から申請が出ていました。
しかしそれは却下されたのです。
車は危険な乗り物
申請を却下していたのは当時の県知事の意向でした。
実は県知事が初めて自動車に乗った時にトラブルが有りました。
原因は馬車です。馬が慣れない自動車に驚いて騒動になったのです。
自動車の普及が始まっていたとは言え、当時の主流はまだ馬車です。知事は交通の混乱を防ぐ為に路線バスの導入を認めなかったのです。
とは言え迫る時代には逆らえません。知事が交代するとすぐに申請は認められました。
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画像:自動車
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