3.本殿とイチョウ
本殿
拝殿で拝み終えて、境内を見て回りました。
まずは本殿です。
拝殿は人が拝むための場所なので広く作られていますが、本殿は神の居場所なので穴場神社も含めて多くの神社で拝殿の後ろに小さめの建物として設けられるのが一般的です。
ちなみに写真右側、本殿と拝殿を繋ぐ廊下の部分に掛けられている立て札。
『この廊下へ上がらないこと』
周辺は住宅も多いので、この神社も恐らく子供たちの遊び場所の一つになっているのでしょう。ちょっと心が暖まるような看板でした。
看板では判りやすく廊下と書かれていますが、この部分は幣殿と呼ばれ、食べ物以外のお供え物を神様へ捧げる為の神聖な場所です。
巨大なイチョウ
神社の入り口からすぐの場所にあるので、かなり存在感のあるのが『くらしきの巨樹』に選定されている銀杏の木です。
幹周が321cmもあり、非常に逞しく見えるので、自分のイメージの中にある銀杏の木の姿形と一致しませんでした。
調べてみるまで、銀杏の木ではないのではないかと思った程です。
※くらしきの巨樹は、倉敷市内で古くから親しまれてきた木々を認定する市独自の制度であり、地上1.3m以上、幹周りが300cm以上である事が基準とされています。
さて、次のページでは更に境内を散策してみます。
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写真:上・穴場神社の本殿、銀杏木
写真撮影:岡山の街角から
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