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地名の由来:坪井上、坪井下
地名の由来
津山市の坪井駅の南側に坪井上、坪井下の地名が並んで存在します。
元は一つの坪井村を形成していた地区でした。1655年に分村した際に坪井上、坪井下の2つの地名が生じました。
地名の由来としては湯坪が転じたとする説が知られています。
湯坪は温泉が湧き出す源泉地を指す言葉で、これが転じて坪井となりました。
津山市の旧城下町にある坪井町は、城下町整備の際に坪井の商人を移住させたことから付けられた地名です。
坪井にない坪井駅
両地区の最寄り駅は坪井駅ですが、実は駅は坪井の地名ではない中北上地区にあります。
実際の経緯は不明ですが、駅が開業した1923年は中北上、坪井上、坪井下が合併して大井西村を形成していました。
そしてその村役場が置かれたのが坪井下です。
この事から村の中心部の地名を駅名として採用したのではないでしょうか。
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