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地名の由来:大
地名の由来
鏡野町の富地域に、「大」と書いて「オオ」と読む地名があります。
かつて周辺の国司として赴任したのが藤宮王という人物でした。
そして現在の王の辺りに住居を構えました。
その事から屋敷周辺が王と呼ばれるようになり、漢字が転じて現在の大になりました。
国司とは
国司とは各地の支配の為に、中央から派遣された役人です。
7世紀頃に成立して以降、徐々に廃れながら幕末まで存続しました。
当初は税金の徴収を行ったり、行政、司法、警察としての仕事も兼務しました。
しかし時代が新しくなるに連れて、段々と権限が弱まり、最終的には名誉職のような職になっていました。