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地名の由来:錦織
地名の由来
美咲町に錦織という地名があります。
読み方はニシコリです。ニシキオリと読んだ人も多いと思います。錦の織物の事です。
上の写真のような素材が錦織です。
錦織はこうした素材と同時にそれらを作る職人も指します。そして地名のジャンルにおいては、大抵は後者の職人らが住んだ土地である事を指します。
美咲町の錦織も錦織を作る部民、錦織部がおかれた事に由来すると考えられています。錦織の小字には絹屋敷など、当時を思わせる地名も存在します。
錦織神社
地区内にある錦織神社は秦氏の祖霊社として建てられたと伝えられています。
秦氏は百済から日本に帰化した渡来人の一族です。日本に様々な技術を持ち込んだことで知られ、その中には錦織の地名の由来とも重なる機織りも含まれます。
ご利益としては疫病除けが知られています。
赤痢が流行った際には錦織の外からも氏子入りを希望する人が多くいたそうです。