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地名の由来:吹屋町

津山の吹屋


 岡山県の吹屋といえば、高梁市の吹屋ふるさと村が思い浮かぶ方が多い事と思いますが、津山市にも吹屋町が存在します。
 津山市の旧城下町の地名です。

 津山城の周辺は、かつての城下町の地名が色濃く残されています。
 城下町によく見られる職人町の地名も多く見られ、吹屋町もその一つです。

地名の由来


 地名のジャンルで「吹く」は鋳物を作ることに意味する事が多い言葉です。
 鋳物を作る際にふいごとい道具で風を送り、火力の調整を行います。

 この風を送る作業を『吹く』と呼び、吹く職人が住んでいた地域である事から、『吹屋町』と呼ばれるようになったのです。
 吹屋町と呼ばれるようになる以前は、『鋳物師町』と呼ばれていたそうです。

 この地名の由来は、高梁市の吹屋とも同じです。


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写真:吹屋町の風景
写真提供:googleマップ

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