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地名の由来:旧・吉井町(赤磐市)
地名の由来
赤磐市の吉井地域の地名の由来は、町の中を流れている吉井川です。
では、その吉井川は何に由来しているのかと言うと、実は岡山市東区にある吉井が由来なのです。
川によって三つの名称が繋がっている面白い例です。
岡山市東区の吉井(上道地区)は船の交通の為に用いられる閘門状の水門として、現存では日本最古とも言われる『倉安川吉井水門』がある地域です。
尚、吉井は縁起のいい言葉を用いた瑞祥地名です。
ツチノコを探せ!
吉井地域は、旧吉井町時代(2005年に合併により赤磐市)から、ツチノコで町おこしをしているユニークな地域です。
きっかけは2000年の事です。
地元住民が草刈りをしている時に風変わりな蛇がいました。
草刈機の一撃を受けて、水路に逃げ込んだその蛇は数日後に死体として発見され、埋められてしまいました。
しかしその話を聞いた旧町役場の職員が、それはツチノコではないかと考え、死体を掘り出して調査をしました。
残念ながら死体はツチノコではなく、ヤマカガシの亜種という事で決着しました。
しかし吉井町ではそれ以後もツチノコが周辺に生息している可能性を信じ、発見者には賞金を出す熱の入れようで、ツチノコの捜索を続けています。