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地名の由来:人絹道路

人絹道路とは?

 岡山市には『ジンケン』道路と呼ばれる道があります。
 知らない人が聞くと、どこの事かさっぱり判らなくなってしまうのですが、『岡山県道40号岡山港線』の愛称で、北区の十日市交差点(すっごい大きな歩道橋がある交差点です)~南区の築港元町までを結ぶ区間です。

 響きだけを聞くと、『人権』が思い浮かび、過去に何か大きな人権運動でも行われた道路なのかな?なんて思ってしまいますが、人権は関係ありません。

 漢字では『人絹』と書きます。

愛称の由来

 人絹道路の呼び方は道路の成り立ちに由来しています。

 岡南地区に港の整備を進め、倉敷人絹工場(現在のクラレ)を誘致しました。
 その際に輸送の便を向上させる為に作られたのが、岡山県道40号岡山港線です。

 人絹とは化学繊維、レーヨンの事で人工的に作られた絹の事で、正にクラレの為に整備された道路と言うことからついた愛称とされています。

もう一つの説

 ところでこの道路にはもう一つの説があります。
 日本人の女性として始めてのオリンピック・メダリストとなった人見絹枝さんに由来すると言う説です。

 著名人の苗字と名前の一文字ずつを取って愛称とすることがありますが、人見絹枝さんの名前から一文字ずつを取ると、『人絹』になります。
 人絹道路は人見絹枝さんの出身地である福浜地区を通り抜けるので、それを由来とするものです。

 どちらの説を採るとしても、歴史のある呼称です。
 地元の方以外には伝わらない事も多いのですが、末永く呼び続けて欲しいですね。



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写真:人絹道路の風景
写真提供:Googleマップ

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