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地名の由来:伊部
地名の由来
インベという変わった地名が岡山県備前市にあります。
この地名は氏族的職業集団として勢力を誇った氏族としても知られる忌部(いんべ)に由来するものと考えられています。
備前市伊部の周辺には忌部の人々が住んでいました。
そこから忌部が地名となり、漢字が転じて現在の伊部になりました。
忌が伊に転じたのは、忌という言葉のマイナス的なイメージを懸念しての事でしょう。
備前焼のふるさと
備前市伊部は岡山県内を代表する備前焼の産地です、
備前焼祭りなどが開催され、『備前焼のふるさと』 として知られています。
もともとは備前焼は伊部焼きと呼ばれていまし た。
備前焼の発祥には忌部が関わっているのではないかと考えられています。
忌部の人々は、朝廷の祭祀や儀式で用いる祭具を作っていました。
その技術が、備前焼の発祥に繋がっているのだと考えられています。
関連リンク:伊部駅
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写真:伊部駅
写真撮影:岡山の街角から