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地名の由来:相生橋(岡山市)

池田家の架けた橋


 岡山市の北区と中区を結ぶ相生橋は、岡山藩主を務めた池田家が架けた橋です。
 1903年に岡山藩の最後の藩主である池田章政と夫人の鑑子が金婚式を迎えた祝いとして始められた事業で、1904年に竣工しました。
 この時の橋は木造でしたが、1937年に架け直されています。

 橋からは池田家が藩主を務めた岡山藩が居城としていた岡山城の天守閣を望むことが出来ます。橋の立地としても便利ですが、城が見えるという条件も素敵でいいですね。

名前の由来


 相生橋という橋の名前も、前述の事に由来します。

 相生という言葉には、夫婦が仲睦まじく長生きするという意味があります。
 架橋が池田章政・鑑子夫妻の金婚式の祝いである事から、橋の名前として採用されたそうです。
 金婚式は結婚50周年ですから、まさに相生ですね。


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写真:相生橋から見た岡山城方面
写真提供:Googleマップ

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