何気なく呼んでいる地名の由来、見つけました。


地名の由来:矢掛町上高末、下高末

矢掛町の豆知識

小田郡矢掛町
面積:90.62km2
町の木:アカマツ 町の花:サクラ
町の鳥:ウグイス
関連リンク:矢掛町公式HP

写真:googleマップ
 上高末と下高末
 矢掛町の国の名称・鬼ヶ獄がある周辺の地名が上高末です。
 そしてすぐ南側にあるのが、対となる地名の下高末です。
 元々は一つだった高末(こうずえ)という地域が、二つに分かれて現在の地名となりました。

 鬼ヶ嶽に象徴されるように、非常に自然豊かな地域で、長閑な田園風景が広がっています。

 高末の地名の由来
 高末という地名には、二つの由来が考えられています。

須恵器説
 土器の一つである須恵器が作られていた事に由来すると言う説です。
 この辺りで作られる須恵器は特に硬かったという事から、硬い須恵器…硬(こう)須恵(すえ)と転じていったのが地名の由来と考えられます。
香水説
 もう一つの説は香水が転じて高末となったとする説です。
 香水というと、何だか素敵な匂いが想像されますが、ここでいう匂いは硫黄の匂いの事のようです。
 鬼ヶ嶽には温泉も湧いており、その温泉の匂いから、匂う水→香る水→香水→高末…といった形に転じていったと考えられます。

 どちらの説が有力だと思いますでしょうか♪
 
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