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地名の由来:富山

富山の地名の由来


 富山県の地名は、元は読み方は同じでという漢字が用いられていました。

 これは山の外にある土地という意味で用いられていた地名です。
 山は呉羽丘陵の事を指し、高山市の辺りを基準に山の外と表現したようです。

 これが富山に転じたのは、安土桃山時代に築城をした際の事です。
 築城をした場所には富山(ふせん)寺という寺院があった為、これを城の名前とした事から富山の地名が生まれました。

 富山というのは外という文字を縁起のいい富に置き換えた書き方です。

実は石川県だった富山県


 富山県は廃藩置県後すぐに誕生しましたが、後に新川県へ改名しています。

 廃藩置県後の日本では、各地で県の再編が進められており、1877年には新川県は石川県へ編入する事になりました。

 しかし旧越中国を石川県から分離させたいという嘆願が行われた結果、1883年に石川県から分離される事になり、この時に富山県の名前が復活しました。

 富山県の県民ふるさとの日1883年に富山県が誕生した日にちなんでいます。


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写真:富山県庁
写真提供:Googleマップ

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