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地名の由来:宮城
宮城の地名の由来
宮城県の地名はミヤケ(屯倉)が転じたものだと考えられています。
屯倉は朝廷の直轄領を指す言葉です。
これが転じてミヤキ、ミヤギと変化していったと考えられています。
ほかにも宮は神社、城は多賀城をそれぞれ指し、それが宮城という地名になったという説も知られています。
仙台県時代
廃藩置県で最初に誕生したのは宮城県ではなく、県庁所在地の仙台が県名になっており、仙台県という名称でした。
仙台は東北地方の開発の中心にも設定されていました。
後に人心一新を理由として、県名変更の嘆願が行われて宮城県になりました。
杜の都・仙台
仙台といえば、杜の都の愛称で知られています。
杜は森の事で森林を指します。
仙台藩時代に防風、防雪などの目的で植林が推進され、森林が豊かな都市が構成されていた事に由来します。
明治時代には森の都という呼称が生まれており、非常に長い歴史を持つ呼び方なのです。