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地名の由来:兵庫
兵庫の地名の由来
兵庫県は、かつて兵庫津と呼ばれた(現在の神戸港の西部)辺りに役所が置かれたことから名付けられました。
兵庫には武器庫という意味があります。
兵の字はかつて武器の意味で用いられており、その倉庫なので武器庫です。
飛鳥時代に中国や朝鮮半島にあった国々との戦に備えて、武器庫が整備されていた事から生じた地名ではないかと考えられています。
5つの顔を持つ県?
兵庫県の県域は多様な地域が集まっており、県内でも地域ごとで文化や言葉が大きく異る傾向が見られます。
旧国名でも摂津、播磨、但馬、丹波、淡路の五カ国が含まれ、北は日本海に面し、南は瀬戸内海にも面するなど、地域ごとで歴史や環境も様々です。
そうした事から、兵庫には県民性と呼ばれるような統一された傾向は無いと言われることもあります。
5つの顔を持つ県と表現されるのは、その為です。
こうした歴史を知らずにうかつに「兵庫の人は…」なんて言うと、地元の方に笑われてしまうかもしれませんね。